ライフプラン

子どもを持つとFIREに何年影響するか

子育ての費用がFIREの達成時期をどれだけ遅らせるか、人数別にわかりやすく解説します。それでも諦めなくていい理由と具体的な対策も紹介するまねよ。

読了約7分更新:2026年10月

子育てにかかるお金、ぶっちゃけいくら?

「子どもって、実際いくらかかるの?」って気になってるひと、多いまねよ。国立成育医療研究センターが2025年10月に公表した調査によると、子ども1人を0歳から18歳まで育てるのにかかるお金は、預貯金や保険を含まない額で約2,170万円、含む額で約2,570万円だまね。前者は日々の生活費や教育費として実際に出ていくお金、後者はそこに子どものための貯蓄や保険料を足した額だまね。

この調査は0歳から18歳(高校3年生)までが対象で、大学の費用は含まれていないまねよ。大学に進むなら、そのぶんは別に考える必要があるだまね。

ひとつ注意書きがあるまね。保育・教育費や医療費の支払いが各家庭から社会全体に移ってきているため、この調査に含まれない社会保険料や税金まで考えると、実質的な負担は増えている可能性がある——と公式に明記されているまねよ。数字だけを見て「昔とそんなに変わらない」と受け取らないでほしいだまね。

進路によって教育費がどれくらい変わるかは、段階ごとに分けて見ると分かりやすいまねよ。子育て世代の家計の記事で、幼稚園から高校までの学習費を進路別にまとめているまね。

これ、ただ「使うお金」ってだけじゃないんだまね。FIREを目指すひとにとって怖いのは、①毎月の投資に回せるお金が減る、②収入が一時的に落ちる(育休など)、③想定外の出費が増える、という3段攻撃があるからだまね。まねまねよー!!ちゃんと向き合っていこうまねよ。

あといくらちゃん(ポイント)

🗝️ 鍵のヒント

子育てコストの本当の怖さは「総額」より「毎月の投資額が削られ続けること」だまね。複利の時間を奪われるのが一番痛いまねよ。

FIREへの影響を3つに分けて考えるまねよ

子どもを持つことがFIREに与える影響は、大きく3つに分けられるまねよ。

① 毎月の投資額が減る

ミルク代、おむつ代、保育料、習い事……同じ国立成育医療研究センターの調査では、未就学児の子育て費用は年間で約89万〜110万円だまね(預貯金・保険を含む額)。

この負担が、投資に効いてくるまねよ。ここからは仮の話だけど、毎月5万円の投資が3万円に減ったとしたら、年間24万円の投資機会を失うことになるだまね。これが10年続いたら元本だけで240万円の差。そこに複利の効果まで考えると、その差はもっと大きくなるんだまね。

② 育休・時短で収入が落ちる時期がある

育休中は給付金がもらえるとはいえ、手取りは減るまねよ。時短勤務を選んだり、パートナーがキャリアを一時中断したりすると、世帯収入がドンと落ちる時期が生まれるだまね。この「低投資期間」が長くなるほど、FIREの達成年数に影響するまねよ。

③ FIREした後の「必要資産額」が増える

FIREの計算式には「年間生活費 × 25倍」という考え方があるまねよ。これは、アメリカの過去のデータを使ったウィリアム・ベンゲンやトリニティ・スタディの研究で広まった「4%ルール」がもとになっているまね(ウィリアム・ベンゲン「Determining Withdrawal Rates Using Historical Data」Journal of Financial Planning・1994年10月/Cooley・Hubbard・Walz「Retirement Savings: Choosing a Withdrawal Rate That Is Sustainable」AAII Journal・1998年2月)。子どもがいると年間生活費そのものが増えるから、目標資産額もぐっと上がるまねよ。たとえば年間生活費が240万円から360万円に増えたら、必要資産額は6,000万円から9,000万円に跳ね上がるだまね。

子どもの人数別・FIRE遅延シミュレーション

以下はあくまで目安のシミュレーションだまねよ。前提条件として、子どもがいない場合は月10万円を年利5%で積立投資し、FIRE目標額を6,000万円(年間生活費240万円×25倍)と設定した場合と比べているまねよ。いまの資産は0円として、毎月末に積み立てて月ごとの複利で計算し、子どもがいるケースは表の投資額と目標資産額が最後まで変わらないものとしているまね。

ケース月の投資額の変化目標資産額FIRE達成の遅延目安
子どもなし月10万円のまま6,000万円基準(約25年)
子ども1人(公立中心)月7万円に減少7,500万円+約9年
子ども1人(私立中心)月5万円に減少8,500万円+約17年
子ども2人(公立中心)月5万円に減少9,000万円+約18年
子ども2人(私立中心)月3万円に減少1億円超+29年以上

数字だけ見るとちょっと怖くなるかもしれないまねよ。でもこれはあくまで「何も対策しなかった場合」の話だまね。ここから工夫の余地はたくさんあるまねよ。

あといくらちゃん(ポイント)

🗝️ 鍵のヒント

「遅延年数」より「子どもがいる期間だけ投資額が減る」と考えるとラクになるまねよ。子どもが独立したら、また投資ペースを上げればいいだまね。

それでも子育てしながらFIREに近づく方法

「じゃあ子どもを持ったらFIREは無理なの?」って思わないでほしいまねよ。工夫次第で遅延を大きく縮められるだまね。

  • ▸教育費の「先読み貯金」をする:高校・大学の費用は時期がわかってる大きな出費だまね。学資保険ではなく、低コストのインデックスファンドで教育資金を積み立てておくと効率がいいまねよ(山崎元さんも、個人にはシンプルなインデックス投資が向いていると説いていたまね:楽天証券トウシル「ホンネの投資教室」ほか)。
  • ▸子育て給付金・控除を全部使う:児童手当、医療費控除、扶養控除など、もらえるお金はぜんぶ受け取るまねよ。児童手当の金額や支給される期間は、こども家庭庁のサイトで確認するまねよ。
  • ▸子どもが独立したら投資額を一気に増やす:子育て期間が終わったら「ボーナスステージ」だまね。それまで削っていた分を取り戻すように投資額を増やせるまねよ。
  • ▸「サイドFIRE」「セミFIRE」という選択肢も考える:完全なFIREにこだわらず、好きな仕事で少し稼ぎながら資産を取り崩すペースを落とす方法もあるまねよ。子育て期間中は柔軟な働き方でつなぎ、子どもが独立してから完全FIREを目指すのも全然アリだまね。
  • ▸「生活費の最適化」で支出をスリムに:バートン・マルキールが示すように、リターンを上げることより、コストを下げることのほうが確実な効果があるまねよ(『ウォール街のランダム・ウォーカー』井手正介訳・日経BP)。通信費・保険・サブスクを見直して、子育てコストが増えた分を他でカバーするだまね。

まとめ

あといくらちゃん(まとめ)

あといくらちゃんのまとめ

子どもを持つとFIREへの道のりは確かに長くなるまねよ。でも「遅くなる=諦める理由」じゃないだまね。子育て期間は投資ペースを落として、子どもが独立したらまたアクセルを踏めばいいまねよ。お金のために人生を選ぶんじゃなくて、自分らしい人生のためにお金を使いこなすのがFIREの本質だと、あといくらちゃんは思うまねよ。まねまねよー!!

※本記事は情報提供目的であり、投資・金融のアドバイスではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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あといくらちゃん

この記事の数字の確かめ方と、まちがいを見つけたときの直し方は、出典と更新の方針にまとめています。