複利とは何か〜単利との違い
単利と複利の違い
| 比較 | 単利 | 複利 |
|---|---|---|
| 計算方法 | 元本にのみ利息がつく | 元本+利息に利息がつく |
| 100万円を5%で10年 | 150万円 | 約163万円 |
| 100万円を5%で30年 | 250万円 | 約432万円 |
表の複利は、年1回の複利で計算しています。短期では差が小さく見えますが、時間が経つほど複利の効果は指数関数的に大きくなります。これが「雪だるま効果」とも呼ばれる現象です。
72の法則:資産が2倍になる年数
72の法則
72 ÷ 年利(%) = 資産が2倍になるまでの年数
年利3%:約24年 / 年利5%:約14年 / 年利7%:約10年 / 年利10%:約7年
仮に年5〜7%で運用できれば、約10〜14年で資産が2倍になる計算です。銀行預金は、仮に年0.4%なら約180年かかります(実際の金利は各銀行で確認してください)。
開始年齢別シミュレーション比較
毎月5万円を年利5%で積立投資した場合の、65歳時点の資産額を比較します(月末に積み立て、利回りは毎年一定と仮定)。
| 開始年齢 | 積立期間 | 元本合計 | 最終資産(65歳) |
|---|---|---|---|
| 25歳スタート | 40年間 | 2,400万円 | 約7,630万円 |
| 35歳スタート | 30年間 | 1,800万円 | 約4,160万円 |
| 45歳スタート | 20年間 | 1,200万円 | 約2,055万円 |
10年の差が生む約3,470万円
25歳開始と35歳開始の差:約3,470万円(元本の差は600万円のみ)
この差のほとんどは「複利が働く時間の差」によるものです。
「時間」こそが最大の投資ツール
投資の世界では「いつ始めるか」が「何を買うか」よりも重要なケースが多いです。
- ▸25歳で始めれば、投資期間40年で複利効果が最大化する
- ▸このページの試算(月5万円・年5%)では、10年早く始めると最終資産は約1.8倍になる
- ▸投資金額を増やすことよりも、始める時期を早めることの方が効果的
- ▸「完璧なタイミング」を待つより、今すぐ少額でも始めることが重要
今すぐ始めることの価値
「まとまったお金ができてから始めよう」と思っていると、最も貴重な「時間」を失います。同じ月1万円でも、今日から始めると40年後に約1,526万円、3年後から始める(積み立ては37年)と約1,280万円です。元本の差は36万円なのに、約246万円の差がつきます(年5%、月末に積み立て、利回りは毎年一定と仮定)。


