資産運用

複利の力|早く始めるほど有利な理由を数字で証明

複利とは何か、72の法則、25歳・35歳・45歳から始めた場合の65歳時点の差まで、「時間」こそが最大の投資ツールであることを具体的な数字で解説します。

読了約5分更新:2026年10月

複利とは何か〜単利との違い

単利と複利の違い

比較単利複利
計算方法元本にのみ利息がつく元本+利息に利息がつく
100万円を5%で10年150万円約163万円
100万円を5%で30年250万円約432万円

表の複利は、年1回の複利で計算しています。短期では差が小さく見えますが、時間が経つほど複利の効果は指数関数的に大きくなります。これが「雪だるま効果」とも呼ばれる現象です。

72の法則:資産が2倍になる年数

72の法則

72 ÷ 年利(%) = 資産が2倍になるまでの年数

年利3%:約24年 / 年利5%:約14年 / 年利7%:約10年 / 年利10%:約7年

仮に年5〜7%で運用できれば、約10〜14年で資産が2倍になる計算です。銀行預金は、仮に年0.4%なら約180年かかります(実際の金利は各銀行で確認してください)。

開始年齢別シミュレーション比較

毎月5万円を年利5%で積立投資した場合の、65歳時点の資産額を比較します(月末に積み立て、利回りは毎年一定と仮定)。

開始年齢積立期間元本合計最終資産(65歳)
25歳スタート40年間2,400万円約7,630万円
35歳スタート30年間1,800万円約4,160万円
45歳スタート20年間1,200万円約2,055万円

10年の差が生む約3,470万円

25歳開始と35歳開始の差:約3,470万円(元本の差は600万円のみ)

この差のほとんどは「複利が働く時間の差」によるものです。

「時間」こそが最大の投資ツール

投資の世界では「いつ始めるか」が「何を買うか」よりも重要なケースが多いです。

  • ▸25歳で始めれば、投資期間40年で複利効果が最大化する
  • ▸このページの試算(月5万円・年5%)では、10年早く始めると最終資産は約1.8倍になる
  • ▸投資金額を増やすことよりも、始める時期を早めることの方が効果的
  • ▸「完璧なタイミング」を待つより、今すぐ少額でも始めることが重要

今すぐ始めることの価値

「まとまったお金ができてから始めよう」と思っていると、最も貴重な「時間」を失います。同じ月1万円でも、今日から始めると40年後に約1,526万円、3年後から始める(積み立ては37年)と約1,280万円です。元本の差は36万円なのに、約246万円の差がつきます(年5%、月末に積み立て、利回りは毎年一定と仮定)。

あなたのFIRE達成年数をシミュレーションする

今の年齢・年収・貯蓄額を入力して、複利効果を活かした資産形成プランを確認しましょう

今すぐシミュレーターを使う →

📖 より深く学びたい方へ

📚 FIRE全体の設計(年代別の達成可能性・必要資産)を体系的に学ぶ

【完全保存版】FIRE・経済的自由の完全ガイド(約20分)

📊 自分の年齢から積立を始めた場合の達成シミュレーションを試す

経済的自由シミュレーター(数分)
あといくらちゃん

この記事の数字の確かめ方と、まちがいを見つけたときの直し方は、出典と更新の方針にまとめています。