お金の心理

「今が買い時か」を考えることがすでに間違いな理由

「今は高すぎる」「もう少し下がったら買う」——その考え方、実は損してるかもしれないまねよ。マーケットタイミングの罠をやさしく解説するまね。

読了約5分更新:2026年10月

「今が買い時?」って考えちゃうのはなぜ?

投資をはじめようとするとき、ほとんどの人が一度はこう思うまねよ。「なんか最近、株価が高い気がする……もう少し待ったほうがいいかな?」ってだまね。

この気持ち、すごくわかるまねよ。だって「安く買って高く売る」のが投資の基本って聞いてるし、今が高いなら待ったほうが賢いんじゃないかって思うのは自然なことだまね。

でもね、この「今が買い時かどうか考える」という行為そのものが、実はすでに問題をはらんでいるんだまね。その理由をこれから一緒に見ていくまねよ!

あといくらちゃん(ポイント)

🗝️ 鍵のヒント

「今が買い時か」を考えた瞬間、あなたはすでに「未来の株価が予測できる」という前提に立ってしまっているまねよ。でもそれ、だれにもできないことなんだまね。

マーケットタイミングはプロでも無理だまね

「今が高いか安いか」を判断するってことは、「これから株価が下がるか上がるか」を予測するってことだまね。でも、これがとんでもなく難しいことだって知ってほしいまねよ。

インデックス投資の父ジョン・ボーグルは、市場のタイミングを計ろうとすることに一貫して否定的で、市場に居続けることを説いていたまねよ(『インデックス投資は勝者のゲーム』藤原玄訳・パンローリング・2018)。

じゃあなんで「プロでも無理」なのかっていうと、株価ってのは世界中の何億人もの人間の行動と感情と、経済の動きと、自然災害と、政治と……ありとあらゆることが複雑にからみ合って決まるものだからだまね。それを「今日は高い、明日は下がる」ってピタッと当てられるはずがないまねよ。

ランダムウォーク理論で知られるバートン・マルキールは、株価の動きは基本的にランダムで、過去のデータから未来を継続的に予測することはできないという考えを示しているまねよ(『ウォール街のランダム・ウォーカー』井手正介訳・日経BP)。これはつまり、「感でも分析でも、ずっと当て続けることは不可能」ってことだまね。

  • ▸今日「高い」と思っても、明日さらに上がることはよくあるまねよ
  • ▸「下がるのを待つ」間にも、どんどん上昇し続けることがあるだまね
  • ▸S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスの調査「SPIVA」では、多くの国と期間で、プロが運用するファンドの半分以上が指数に負けているまねよ(2025年末まで)

「待つ」コストは思ったより大きいまねよ

「リスクを減らすために待つ」という気持ちはわかるまねよ。でも「待つこと」にもコストがあるんだまね。それが複利の力を使えない時間的損失だまね。

たとえば仮に毎年7%で増える投資に、100万円を30年間置いておいたとするまねよ。30年後には約761万円になるだまね。でも「買い時を待つ」のに2年間様子を見てたら、28年しか運用できないまねよ。その場合は約665万円。待っただけで約96万円の差が出るだまね(年1回の複利で計算)!まねまねよー!!

さらに怖いのは、株価が上昇している「おいしい日」のうち、ほんの数日を逃すだけで、長期リターンが激減してしまうことだまね。運用会社のJ.P.モルガン・アセット・マネジメントが米国株(S&P500)の20年間について分析した資料「Guide to Retirement」では、値上がりの大きかった日をほんの数日逃すだけで、最終的な資産額が大きく減ることが示されているまねよ(数値は資料の年版によって変わるまね)。しかも、そうした値上がりの大きかった日の多くは、大きく下げた日のすぐ近くにあったんだまね。下がったから「もう少し待とう」って思ったときこそ、大事な日を逃す可能性があるまねよ。

あといくらちゃん(ポイント)

🗝️ 鍵のヒント

「待つのは安全」は錯覚だまね。待っている時間もコストであり、相場の「最高の瞬間」を逃すリスクがあるまねよ。

じゃあどうすればいいの?答えはシンプルだまね

答えは「今すぐ始めて、ずっと続ける」だまね。これが何十年もの研究と実績に裏打ちされた、最もシンプルで強い戦略だまね。

具体的には「ドルコスト平均法」という方法がとても有効だまね。むずかしい名前だけど、要するに「毎月決まった金額を、値段を気にせずコツコツ買い続ける」ってことだまねよ。

値段が高い月は少ししか買えないし、値段が安い月はたくさん買えるまねよ。これを続けると、自然と「平均的な価格で買えている状態」になっていくだまね。高い時だけ全力で買ってしまうリスクも、自動的に分散されるまねよ。

投資のタイミングを計るより、長期・分散・低コストの原則を守って淡々と続けるほうが個人投資家には向いている——山崎元さんが一貫して示していた考え方だまねよ(山崎元・大橋弘祐『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』文響社)。タイミングを読もうとして余計なことを考えるより、シンプルに続けることのほうがずっと強いだまね。

  • ▸毎月NISAのつみたて投資枠などで一定額を自動購入するように設定するだまね
  • ▸ニュースで「株価急落!」と見ても、積立の設定は変えないまねよ
  • ▸「今が高いか低いか」ではなく「長期で持ち続けられるか」を基準にするだまね
  • ▸低コストのインデックスファンドを選ぶことも大事なポイントだまね

まとめ

あといくらちゃん(まとめ)

あといくらちゃんのまとめ

「今が買い時か」を考えることは、未来を予測しようとすることだまね。でもそれはプロにも無理なことなんだまね。それより大事なのは「今すぐ始めて、ずっと続けること」だまね。タイミングを計ろうとして立ち止まった時間こそが、一番もったいない時間なんだまねよ。あなたの未来のために、まず一歩踏み出してみてほしいまねよ!

※本記事は情報提供目的であり、投資・金融のアドバイスではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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