「画面では増えているのに引き出せない」って、何が起きているの?
ねえねえ、投資アプリの画面では利益がどんどん増えているのに、いざ引き出そうとしたらお金が出てこない……そんな相談が、全国の消費生活センターなどに寄せられているまね。
国民生活センターは、SNSの投資グループで勧誘されるFX取引のトラブルについて、相談から見られる手口の流れを4つの段階で紹介しているまね。
- ▸① SNSのグループチャットに誘われる
- ▸② グループの中で、参加者から成功体験を聞かされて、FX取引に誘われる
- ▸③ お金を振り込むと、最初は利益が出たように見えて、次々と送金を求められる
- ▸④ 出金できず、業者ともグループのメンバーとも連絡が取れなくなる
入口は、SNSの広告や、SNSで知り合った人からの紹介などさまざまだまね。でも最後は、「出口がふさがる」形で終わるのが、この手口の特徴だまね。
国民生活センターが紹介している相談には、こんな流れがあるまね。老後に備えて退職金の運用を勉強しようと、SNSの広告で見た投資セミナーの、メッセージアプリのグループに登録した。そこで資産運用に成功したという話を聞き、勧められてFX取引を始めた。取引用のアプリは無料で渡され、取引を進めると利益が出たので、少しずつ投資の額を増やしていった。ところが、まとめて引き出そうとしたところで、話が変わった——という流れだまね。
別の相談では、メッセージアプリで友達申請してきた人から投資グループに誘われ、海外のFXの口座を開いたという人もいるまね。どちらも「勉強のつもり」「誘われたから」という、ごく自然な入口から始まっているのが怖いところだまね。
入口になりやすいところ
警察庁によると、SNS型の投資詐欺では、最初の接触はSNSや動画サイト、投資のサイトなどに出る広告と、SNSのダイレクトメッセージが中心だまね。広告には、著名人の画像や動画を無断で使ったものや、「必ずもうかる」「元本保証」といった言葉を含むものも確認されているまね。
広告に有名な人が出ていても、それはその人が勧めている証拠にはならないまね。「必ずもうかる」「元本保証」という言葉が出てきた時点で、立ち止まってほしいまねよ。
グループの「仲間」の話をどう受け止める?
グループの中では、ほかの参加者が、投資で成功した話を次々にしていることがあるまね。でも、その人たちが本当にいるのか、本当にもうかったのかは、こちらからは確かめられないまね。国民生活センターも、SNS上の投資グループそのものに注意してほしいと呼びかけているまね。仲間の成功談は、あなたのお金が引き出せる証拠にはならないまねよ。

🗝️ 鍵のヒント
「入れるのは簡単なのに、出すのが難しい」——それ自体が、いちばん大きな危険信号だまね。
出金のときに言われること
国民生活センターに寄せられた相談では、出金を申し出たとたんに、こんなことを言われているまね。
- ▸「出金するには、税金を先に払う必要がある」
- ▸「口座の残高の半分を、証拠金として入れてほしい」
- ▸(払ったあとで)「間違った口座に入金されたので、もう一度払ってほしい」
どれも、引き出したいお金とは別に、まとまったお金を新しく振り込ませる言い方だまね。しかも、払うとまた別の理由で求められて、結局お金は出てこなかった、という流れだまね。
警察も、利益を引き出そうとしたら手数料や税金の支払いを求められた、というのを、詐欺の危険性が大きいサインに挙げているまね。名目が「税金」でも「手数料」でも「証拠金」でも、出金の前にお金を払うよう言われたら、それは詐欺のサインだまね。払えば払うほど、取り戻せないお金が増えていくまねよ。
払っても出てこないのはなぜ?
「でも、画面にはちゃんと利益が出ていたまね」と思うまね。そこが落とし穴だまね。
国民生活センターは、取引の画面では利益が出ているように見えても、画面そのものが架空で、実際には取引されていない場合がある、と注意しているまね。画面の数字が増えていても、それはあなたのお金が増えた証拠にはならないんだまね。画面を用意しているのが相手の側なら、そこに出る数字は、相手の思いどおりに動かせてしまうまね。
もうひとつ、よくある流れがあるまね。最初に少しだけ出金を頼むと、ちゃんと自分の口座に入ってくる。それで「この相手は信用できる」と思って、もっと大きな額を振り込んでしまう——国民生活センターが紹介している相談にも、こうした流れがあるまね。最初の少しの出金は、信用させるための入口になることがあるまねよ。

🗝️ 鍵のヒント
画面の数字は「約束」じゃないまね。本当に引き出せるかどうかは、お金を入れる前に、相手が国に登録された業者かどうかで確かめるまね。
見分けるサイン
次のどれかに当てはまったら、それ以上お金を入れないでほしいまね。どれも、国民生活センターや警察が注意を呼びかけているサインだまね。
- ▸振込先に個人名義の口座を指定される:通常のFX取引で、個人名義の口座に入金させることはないまね。個人名義の口座を指定されたら、絶対に振り込まないでまね。相談の中には、振り込むたびに違う個人名義の口座を指定されていた例もあるまね
- ▸投資専用のアプリを入れるよう言われる:取引の画面が相手の用意したものだと、表示される数字が本当かどうか、自分では確かめようがないまね
- ▸暗号資産での入金を求められる:警察が、詐欺の危険性が大きいサインのひとつに挙げているまね
- ▸利益を引き出そうとしたら、手数料や税金の支払いを求められる
- ▸相手が国に登録されていない:無登録の業者と取引しないことが、いちばんの守りだまね
相手が登録されているかの確かめ方は、「その投資の相手、登録されてる?」に手順でまとめているまね。
もう払ってしまった・払えと言われたら
「出金のために払って」と言われたら、まずは、それ以上払わないことだまね。「あと少し払えば全部戻ってくる」と思いたくなるけれど、その気持ちにつけこむのがこの手口だまね。
「投資の知識があるから大丈夫」「今さら止められない」と思わずに、すぐに家族や警察に相談してほしい——警察もそう呼びかけているまね。一人で抱え込まずに、まわりの人と、次の相談先に話すまね。
- ▸消費者ホットライン「188」:近くの消費生活センターなどの相談窓口を案内してもらえるまね
- ▸警察相談専用電話「#9110」:緊急ではない相談を、地域の警察の相談窓口で受け付けてくれるまね(事件や事故のときは110番)
- ▸金融庁の相談窓口:詐欺的な投資の相談を受け付けているまね。連絡先は、金融庁の注意喚起のページで確かめてまね
相談先の電話番号は、自分で公式のページを開いて確かめるまね。相手から教わった「相談窓口」には、かけないでほしいまねよ。
被害のあとには、「あなたのお金を取り戻せます」という連絡が来ることもあるまね。こうした話については、「お金を取り戻せます」と言われたらにまとめたまね。
まとめ

あといくらちゃんのまとめ
- ・「画面では増えているのに出金できない」は、相談に多い手口の流れ
- ・出金の前に「税金」「手数料」「証拠金」を払うよう言われたら、詐欺のサイン
- ・画面の利益は架空のことがある。最初の少しの出金は、信用させるための入口になることも
- ・個人名義の口座を指定されたら、絶対に振り込まない
- ・グループの仲間の成功談は、引き出せる証拠にはならない
- ・お金を入れる前に、相手の登録を確かめる
- ・それ以上払わずに、188・#9110 に相談する
「入れる前に、出口を確かめる」。それだけで守れるお金があるまね🗝️
※この記事は、国民生活センターと警察の注意喚起(2026年10月確認)をもとにしています。本記事は情報提供目的であり、投資・金融のアドバイスではありません。
📖 より深く学びたい方へ
⚡ 詐欺の共通構造と5類型、買う前の4つの問い、相談先までの全体像
【完全保存版】投資詐欺・危険な商品から身を守る完全ガイド🔎 お金を入れる前に、相手の登録を確かめる
その投資の相手、登録されてる?金融庁で確かめる方法と無登録業者の見分け方📱 勧誘の入口(SNS・なりすまし)を知りたいときに
SNSで急増する「投資インフルエンサー詐欺」の手口🌏 海外の業者やFXの話を持ちかけられたら
仮想通貨・FX・バイナリーオプション、庶民が手を出してはいけない理由

